亜鉛不足で味覚が変わる?

味覚が鈍る原因には、様々なものがあります。風邪や胃腸炎などによって味覚が鈍り、味を感じにくくなったり、通常の味とは違うように感じたりします。このような状態は、一時的なものであることが多いという特徴を持っていますが。慢性的な味覚障害は、亜鉛不足によって生じる場合があります。味覚障害と亜鉛不足には、どのような関係があるのでしょうか。

・亜鉛が不足するとどうして味覚が変わるの?
味覚を感じる上で、重要なものが舌です。舌がどうして味覚を感じることができるのかというと、舌の上には味蕾という器官があり、この器官を通して味を感じるようになっています。味蕾という器官には、味を感じるための味細胞というものがあり、この細胞の働きによって味を感じとります。しかし、味細胞は身体の新陳代謝の働きによって、常に新しい細胞に入れ替わっている状態であり、この細胞の再生には、亜鉛が多く必要となります。味細胞に限らず、身体全体の細胞は、常に新しく生まれ変わっている状態なのですが、特に味細胞の再生の周期は短いため、一定の量の亜鉛を必要とします。亜鉛が不足すると、味細胞の再生がうまくいかなくなり、味覚障害という症状がでる可能性が高くなるのです。

・味覚障害にはどんなものがある?
味覚障害には、様々な症状があります。代表的なもので、味を感じにくくなるというものが挙げられますが。そのほかにも、本来の味とはまったく違った味に感じてしまうような症状や、特定の味だけ感じなくなる症状や、どの食品を食べてもおいしく感じなくなるなど、どの症状も不快さを伴うものとなります。味覚障害は、直接身体に悪影響を与えるというよりも。食事そのものを楽しむことができなくなることで、身体が必要とする栄養を食事から補給する際に、苦痛を伴うという影響を与えてしまうというマイナス要素があります。私達は、毎日の食事を通して必要な栄養を取り入れていますが、食品の味そのものを楽しむことで、唾液の分泌が促され、消化機能の働きをサポートするようなところもあるため、味覚はとても大切なものなのです。

・味覚障害を改善するには?
亜鉛不足による味覚障害は、毎日の中で不足している亜鉛を補うことが大切です。身体に必要な量の亜鉛を補うことで、味細胞の再生を促し、本来の状態の味覚を取り戻すサポートをすることができます。亜鉛を含んでいる食品を取るようにしたり、亜鉛を含んでいる食品を継続的に取るのが難しい場合などは、サプリメントで補うようにするなど、様々な方法で味覚障害の対策を取ることができます。

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